寝ながら骨格矯正!背中や肩甲骨の痛みは睡眠時の姿勢を改善するだけ
こんなお悩みはありませんか?
『朝起きた時背中が痛い』
『日中、常に肩や背中が凝っている』
肩こりや背中の痛みって姿勢やストレスが原因だと言われています。
大半の方は「寝れば少しは良くなるだろ」ってイメージを持っているのではないでしょうか。
もちろん、正しく眠れている方にはこの悩みには当てはまらないですが、逆に睡眠が原因で背中の痛みや肩こりを引き起こしてしまうこともあるのです。
背中や肩甲骨の痛み、肩こりの原因は寝ている時の姿勢が大きく影響しているという事をご存知でしょうか?
今回は眠り方と寝返りに注目して、解説していきます。
背中や肩甲骨が痛くなってしまう原因
そもそもの背中や肩甲骨が痛くなる原因は、骨格が歪んでいることが根本的な問題です。
人は日中の活動により骨格が歪むのですが、正しく眠ることで寝返りをし、自然に骨格矯正されます。私たちは寝返りをするからこそ身体のバランスを整えることができるのです。
正しく眠れていない場合は、歪んだ骨格がもとに戻らず、それにより起床時に背中や肩甲骨の痛みが伴ってしまう事があります。
痛みを改善するためには
セルフケアやストレッチはもちろんですが、正しい姿勢で眠り、寝返りを打つことで骨格が矯正されます。
すると、日中のストレスや悪い姿勢で歪んだ身体を元に戻す力が働くのです。
簡単にお伝えしていますが、眠っている無意識の時間に寝返りを意識して打つのは難しいことですよね?
まずは、質の良い睡眠をとることが重要で、そのためには環境を整えてあげることが大切です。
質の良い睡眠をとるためには
環境を整えましょうと前述しましたが、質を高めるためには以下の事に気を付けてみてください。
深部体温を上げる
就寝の約30分前にお風呂にゆったり浸かり、身体の深部体温を上げておくと深い眠りにつきやすくなります。
リラックス効果のあるアロマオイルを使う
以下のアロマオイルが、脳や身体をリラックスさせる効果があり、熟睡をサポートするための脳内物質であるセロトニンの分泌を促す効果があるのでオススメです。
- ラベンダー
- ベルガモット
- カモミール
- クラリセージ
使い方はアロマディフューザーや、枕に1滴垂らしての使用が良いでしょう。
こちらのページでもアロマオイルの使い方を紹介しています。よかったら参考にしてみてください。
『熟睡したいならこれ!枕に一滴たらすだけでよく眠れるおすすめのアロマ』
寝具を変える
寝返りを打つことで骨格が強制されるとお伝えしましたが、柔らかすぎたり硬すぎるマットレスや枕をお使いになっている方は要注意です。
眠っている時にしっかりと寝返りができるマットレス選びも非常に重要になってきます。
いくら環境を整えても、背中や肩甲骨の痛みがとれません。
身体が沈み込むほど柔らかい、また硬すぎるマットレスではなく、程よい柔らかさと硬さを持ち合わせたマットレスを選ぶことをおすすめします。
いかがでしたか?
これらを意識し、改善することで、睡眠の質がグッと上がりやすくなります。
『最近、眠りが浅いなぁ~』と思っている方はお試しください。
寝返りの重要性
では寝返りにはどんな効果があるのでしょうか
寝返りには、日中の活動で歪んだ骨格を矯正する役割があります。
また、寝返りは肩甲骨がストレッチされ、凝り固まった筋肉をほぐしてくれる効果もあるのです。
朝起きた時、こんな症状がある人は寝返り不足かも
- 寝起きの腰痛がある
- いつまでも眠気が覚めない
- 寝た気がしない
通常、人は熟睡時に深部体温を下げることで内臓の活動を休められます。寝返りが正しくできていないと血液やリンパ液の循環が悪くなります。
しかも、寝返りが上手くできないことで質の高い眠りと深い関係性のあるレム・ノンレム睡眠の切り替えが上手くできず、体温が上がったままになってしまうのです。
そのためにも、正しく寝返りを促す事が必要だと言えます。
それでは、寝ている間に寝返りをするにはどうすれば良いのでしょうか?
寝返りをうながす方法
寝返りをうながす枕を使うのがおすすめ
寝返りをうながす枕を選ぶ前提として、仰向け寝と横向き寝、それぞれ好みの寝姿勢はあります。
寝姿勢によって頭に位置は変わりますからフラット形状の枕はおすすめできません。
また、ひとりひとり自分にあう高さが違うので、中素材の量が調整でき、全ての寝姿勢ごとの高さに合わせることができる枕がすすめです。
例えば、ドクターエルで取り扱っているねるぐは真ん中と両端では沈み方や高さが違います。
これは横向き寝、仰向け寝の首の高さを支えるための違いです。
中央がくぼんでいるため、うつ伏せで寝ても苦しくない仕様となっています。
更に中央とサイドから中材を追加することが可能なので微調整もできます。
お使いの枕を自分で調節する場合
仰向け時では頭がすっぽりと収まり、なおかつ頚椎を支える高さ、そして、横向き時では肩の厚みと同じ高さで計測すると良いでしょう。
※中には肩の幅を計測する業者さんもいらっしゃいますが、横向きの状態では肩甲骨が広がり、肩が前に出ている状態になります。
実際はここまでご自身で微調整できる枕は少ないかと思います。
正しい技術と知識のある専門店では取り扱いがある場合もあります。
『実際に使ってみないと分からないからなぁ』
『買ってみて合わなかったらどうしよう』
『枕を何個も買い替えているから試したいけど、これ以上増やせない』
こんな風にに考えているのであれば、ドクターエルのNelgu(ねるぐ)をお試ししてみてください。
公開日:2017年5月1日、更新日:2019年4月18日
船戸川 宏行
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