【セルフチェック法】ストレートネックって現代病?まさかの〇〇が原因だった!?

タグ

あなたは、ストレートネックという言葉を聞いたことはありますか?

最近だとテレビでよく耳にするという方も多いのではないでしょうか。

では、そもそもストレートネックとはどういった状態を指すのか、今回の記事ではストレートネックの状態と原因について詳しく解説していきます。

セルフチェック方法も併せて紹介しておりますので、是非とも最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

ストレートネックってどんな状態?

まず始めに正常の首とストレートネックを比べた画像をご覧ください。

正常な首はカーブを描いているのに対し、ストレートネックは真っ直ぐになっていることがお分かりいただけるのではないでしょうか。

正常な首の場合、前弯に並んだ首の骨がそれぞれクッションの役割をし、頭の重さを分散させています。

そして、歩く、走るときは足からくる衝撃が背骨を通って頭に伝わりますが、その時の衝撃を吸収し緩和する役割があるのです。

でもストレートネックの場合ではどうでしょうか。

本来カーブを描いているはずの首が真っ直ぐの状態になっています。

つまり、重力分散や衝撃吸収ができずに首周りに負担が集中してしまうのです。

これにより首周辺の筋肉や神経が圧迫されてしまい、首や肩に張りや凝りを感じやすくなってしまいます。

最初は少し気になる程度かもしれませんが、悪化してしまうと少し動かしただけでも苦痛に感じる状況になってしまいます。

いつも肩が凝っている

首が痛くなりやすい

頭痛でやる気が起きない

すぐめまいを起こす

以上のような症状が頻繁に現れる場合はストレートネックが起因している可能性があります。

補足)ストレートネックは状態を指す言葉であり、病名ではありません。

 

ストレートネックを引き起こす原因はスマホ!?

ストレートネックを引き起こす大きな原因はスマホ!

突然ですが、あなたは今、この記事をどんな姿勢で、またどんな物でご覧になっていますか?

この質問に対し、ほとんどの方が

『座りながら』

『スマホで』

と答えるのではないでしょうか。

では今の姿勢を客観的に見てみると…いかがでしょうか?

スマホを見ているときの姿勢

もしかすると上記イラストのような姿勢になっていませんか?

もしあなたがこのイラストと同じような姿勢でこの記事を読んでいたならば、それは注意が必要です。

なぜならこのスマホを見る姿勢が、ストレートネックを引き起こす大きな原因だからです。

まずは姿勢を正してみましょう。頭の重さや違和感を感じないと思います。

しかし、上記イラストのように頭を前に傾けるとどうでしょうか。

頭の重さの負担が首や肩にかかってくることを実感しませんか?

このような体勢を続けることで徐々に頚椎のカーブが損なわれてしまうのです。

改めて体感してみることで、スマホを操作しているときの姿勢が首に負担をかけていることがお分かりいただけるのではないでしょうか。

故にストレートネックは別名『スマホネック』とも呼ばれています。

スマホこそストレートネックが現代病といわれる所以なのです。

ストレートネックをそのままにしておくと?

もし、ストレートネックだったら放置は禁物です。

悪化することで、頚部脊柱管狭窄症(けいぶせきちゅうかんきょうさくしょう)になる場合があります。

本来は加齢に伴って発症することが多い病気ですが、ストレートネックから発症するケースも増えているそうです。

また太っていないのに二重アゴになってしまうなどの見た目の変化も出てしまいます。

ここまでご覧になって、

『もしかして自分はストレートネックかも・・・?』

と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回はストレートネックのセルフチェック方法についてご紹介します。

 

ストレートネックのセルフチェック2選

1.壁寄りかかりチェック

セルフチェック法01

1.壁に寄りかかります。

2.後頭部、背中、お尻、かかとを壁につけます。

■CHECK

①すべての部位が難なく壁に付く→ストレートネックの疑いなし

②後頭部がギリギリ付く→ストレートネックの可能性あり

③後頭部が全く付かない→ストレートネックの可能性高い

2.後ろじゃんけんチェック(二人で行います)

のセルフチェック方法03

1.A:椅子に座ります。B:Aの80cm後ろに立ちます。

2.B:胸元に手を持ってきてグーチョキパーのいずれかをします。A:肩を動かさず、首だけ左右に回し、協力者が出しているポーズを答えます。

■CHECK

Bがどのポーズを出しているか見えなければ、ストレートネック予備軍の可能性が高いです。

 

まとめ

今回はストレートネックの状態や原因、セルフチェック法について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

今や私達にとってスマホは手放せない存在です。

しかし、スマホによるストレートネックに悩まされている方が増えているのも現状です。

便利なこの時代だからこそ、普段から気を付けて生活しないといけませんね。

また、是非この機会にセルフチェックをお試しください。

ストレートネックに効果的なストレッチ法も紹介していますので併せてどうぞ。

ストレートネックって改善する?簡単ストレッチ法も併せて解説

 

※)セルフチェックだけでは断定することはできません。
というのも、病院でレントゲンやMRIを撮ることで、初めて首の骨の状態を知ることができるからです。
セルフチェックを行い、もし疑いを感じたら、まず一度病院で検査を受けることをおすすめします。

 

公開日 2019年12月13日 更新日 2022年2月18日

 

The following two tabs change content below.

船戸川 宏行

代表取締役株式会社ドクターエル
株式会社ドクターエルの経営者。 自身が開発者でもある。 生体力学(バイオメカニクス)を応用した、身体の骨格を整えることで自然治癒力高める商品開発をコンセプトとし、これまでに数多くの商品を世に送り出している。 過去にTV番組出演や、DeNA、第一生命といった大手会社で講演会を行った経験がある。

ねるぐについてお問い合わせはこちら

ページトップへ

フリーダイヤル:0120-460-361 受付:平日9時~17時

メールでのお問い合わせはこちら